先日、アダムグラント氏の「ギブ&テイク」という本を読みました。
日本語でのギブアンドテイクは、誰かにプレゼントしたらお返しをもらったり、誰かからプレゼントをもらったら何かをお返しするというような、対等な意味合いがありますが、その内容とはかなり違っていて面白かったです。
人間関係において大事なギバーの心
この、ギブをやり続ける人をギバーとよびます。与える人と言う意味ですね。
逆に、奪うことしか考えていない人をテイカーとよびます。
そして、ギブアンドテイクのバランスを取ろうとする人をマッチャーとよびます。
不思議なことに、ものごとが上手くいく人も、上手くいかない人も、ギバーの心を持つのだそうです。
上手くいかないギバーは、自己犠牲のギバー
同じ心を持つのに上手くいく人と上手くいかない人に分かれてしまう理由は、上手くいかないギバーは与えているけれど、それが全て自己犠牲で成り立っているのでテイカーから搾取されてしまうから。
自分の殆どの時間を誰かのために使って誰かのために仕事をすると、テイカーにつけ込まれて多くのものを奪われてしまう。
ギブしているのに自分にとってはマイナスにしかならないため、上手くいかない。
自分を犠牲にして人に尽くすことによってエネルギーが尽きてしまう。
上手くいくギバーは、他者思考のギバー
- 他者志向=相手の立場に立って考えるということ。
- 自分のしてあげたいことではなく、相手のしてもらいたいことをする。
- 自己犠牲ではなく、自分の利も確保すること。
いろんな人とと関わり合っていくと、自分と正反対の人とも出会いますよね。
人の為に何かしてあげすぎると、自分が疲れてしまうこともありますよね。
私自身、片づけの仕事を始めてこの2年程、自分の力だけではまず出会えないような人を紹介していただいたり、テイクばかりだったので、これからはもっとギブしていきたいと思います。
自己犠牲のギバーではなく他者志向のギバーを目指し、軽やかに過ごしていきたいです♡
広島市のライフオーガナイザー®️エバーノート マスター|木原ことの