お店に並んでいるドッグフードに書いてある「シニア用・7歳から」という表記。
(大型犬の場合は7歳以前からシニアと呼ばれるようです)
これは目安であって、5歳から兆候が見える犬もいれば、10歳で若々しい犬もいます。
人と同じで、今日からシニア!という境目はなく、ゆっくり身体や気持ちが変化していきます。
一度わが家のシニア犬に、シニア用フードを与えてみたことがあったのですが、一週間ほどでみるみる元気がなくなったのです。
何をするにもつまらなそうで、生活にハリがなくなった感じ。
思い当たる節はフードしかなく、ストップしてお肉たっぷりのものにしてみるとみるみる元どおりになり、安心した記憶があります。
先生に聞いてみると「現状、健康であればあえてシニア用を与える必要はない」とのことで、以来、身体の様子を見ながらフード選びをしています。
ここ数十年で飼い主の意識が向上したため、犬の平均寿命は14.36歳と飛躍的に伸びました。(※一般社団法人ペットフード協会「平成28年全国犬猫飼育実態調査結果」参照)
1歳までがパピー期、7歳までがアダルト期だとすると、シニア期が最も長いライフステージとなったわけですね。
わが家にも11歳がいるのですが、あまり走らなくなってきたり、ちょっとした段差も軽々とはいかず、よいしょ、といった感じです。
腰も二年前にヘルニアのグレード1と診断されていて、今年の初めも腰が辛そうにしていたので、先生に診てもらったばかり。
対策としては、生活する部屋にタイルカーペットをひく、ソファには足掛かりとなるステップを用意する。
また、食器の高さを食べやすい高さに調節することでも、腰にかかる負担軽減になるようです。
散歩も量より質を優先とし、アスファルトよりしっかり踏める土や草の上を選んだり、なだらかな坂道や階段のあるコースを選んでいます。
弟犬がまだ元気盛りなので、疲れた様子を見せたらすぐに抱っこするなどして対応しています。
動きたがらないからといってそのままにしておくと、筋肉がどんどん低下してしまうので、散歩に行けない日は室内でも工夫して運動させることがポイントですよ。
人も犬も、家族の一員としてお互いに心地よい生活を送れますように(^ ^)
広島市のライフオーガナイザー®️木原ことの