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My 生前整理〜整理収納サポートでのご質問

約7分
My 生前整理〜整理収納サポートでのご質問

生前整理を始めたい、とのご希望で整理収納サポートにお伺いしていたAさま、突然、お母様が亡くなって、遺品整理をすることになりました。貴重なご経験を匿名でなら共有していいと言っていただきましたので、有り難く、シェア!なお、現在も進行形のお話です。

お客様のお母様は、モノを溜めるタイプ

Aさま情報

40代後半・会社員・独身

なぜ、生前整理を始めようと思いましたか?

老後やもしもの事があったときを考えて、迷惑をかけないよう50歳になる前に生前整理をしたいと考えていました。

事の流れ

整理収納サポートが始まってすぐ、一緒に暮らしていたお母様が入院、他界。急遽、ご実家の遺品整理サポートへ変更。

築50年のご実家は一軒家で、収納王国。
お母様は、いろんな所にモノをバラバラに入れていたようです。

Aさまが帰省した時に片づけてあげると、できたスペースに、お母様がまたモノを入れる。

アバター
Aさま
本人もどこに何を置いたか把握できてなくて、安くなった時にまとめ買いをするタイプの母でした。片づけても片づけても、まるでイタチごっこでした。

突然、始まった遺品整理サポート

思い出の品だと感じると、母を思って手放しにくい。
とは言え、思い出の品だらけ。

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Aさま
母娘で趣味が同じということもあり、なかなかモノは減りません。
アバター
木原ことの
Aさまのこれからの自分時間を、遺されたモノの整理と、趣味をしていくことを想像してみてくださいね。楽しいと感じますか?それは本当に自分のしたいことですか?
アバター
Aさま
同じ時間を使うなら、遺されたモノを使うより、自分の気に入ったモノで趣味のことをやりたいです……!

こんな会話を繰り返し、たくさんしました。
少しづつ、心の整理がついて、作業も進んで行きます。

それでも、コレクター気質のお母様の大量の食器や衣類、巣立った子ども達のモノもあって、片づけはスムーズにはいきません。

兄弟のモノ、お祖母様や親戚の遺品まで出てきました。
独断では決められないことが沢山。

年に2回、親戚で集まったときに見てもらえるよう、遺品をまとめる部屋をまず作りました。

実家の片づけはどうしてますか?

一軒家って、1人で暮らすには広すぎるのと、メンテナンスが大変です。

いずれはご実家を引き継ぐことが決まっていたAさま、一人になったら、実家を売却してコンパクトなマンションに住み替えたい!と決めていらっしゃいました。

はじめの頃、よく、手放すのがニガテとおっしゃっていたAさま。

思い出品だけでなく、趣味の制作物も手放せない。
私と一緒に作業するまでは、正直、踏ん切りつかないまま、片づけをしていたとおっしゃいました。

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Aさま
住みやすくするために片づけているけれど、人のモノまで片づけていて、むなしくなることもあります。木原さんのご実家は、そんな事はありませんか?
アバター
木原ことの
私の母は元気で暮らしていますので、基本的に私は実家の片づけに口出ししていません。私の家ではないからです。

私が片づけの仕事をしていることを母は知っていますが、片づけて欲しいと言われたことがないですし、家に思い入れの強い人なので、私からは片づけのワードは口にしません。

私の実家は、ストック品が多いですし、収納の中はあまり整理されていません。
でも、父と母の家なので、ご近所の迷惑でさえなければ、どう暮らそうと、住む人の自由だと思っています。

だけど実は、昨年はじめて、冷蔵庫を片づけてとお願いされました。
母の進化!と思って、嬉しかったです。次に帰省した時に見ると、冷蔵庫は7割維持できていたかな。

「へぇ〜、さすが!ありがとう!」お礼も言ってくれました。

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Aさま
手放して後悔したことはありますか?
アバター
木原ことの
私は眼の前から見えなくなると忘れてしまうので、後悔したことは、基本的にはありません(^_^;;

思い出は心の中にあればいいと思っています。
モノは物でしかありません。持っていても、管理しきれなければ目の前にないのと同じだと思うのです。

手放すときは、ありがとうと感謝を込めて、写真に収めてから手放すようにしています。

以前書いた記事は【自分の片づけと実家の片づけについて】

お客様の遺品整理と、ご質問から思い出した出来事は。

お客様の遺品整理とご質問から思い出した出来事は、私の人生で、衝撃だった2つのお別れについて。

ひとつは、人生まだ始まってもない年頃の彼女とのお別れ。
もうひとつは、土砂災害で、大勢のご近所さんとのお別れ。

照れ屋さんでにこにこと、兄弟仲良くじゃれ合っていた彼女。

身体の内側からパワーがあふれていて、お肌もピカピカで、いつも明日が来るのが待ち遠しい暮らしをしていた彼女が、こんなに早く旅立ってしまうとは、誰も想像していませんでした。

そして2つ目の大きな別れは、災害のとき。
1日に大勢、ご近所さんが亡くなりました。

その時の記事は、なかなか書けなくてインタビューしていただいたんです。

下の記事の中に別サイトへのリンクがあります。

今、こうして生きているのは決して当たり前じゃない。

平均寿命まで生きるとしたら、残りの人生は30年くらい。
残りの人生、どんなふうに過ごせたら幸せなのかな。

  • やりがいある仕事を続けられる
  • お金の不安なく暮らせる
  • 家族仲良く暮らせる

老後についての不安って色々あるけれど、私の理想の老後を過ごすために必要なことのひとつは、健康。

「痛いところがない」こと。
モノやお金ではなく、自分の身体や心がいたまないように生きたいです。

昨年、生まれて初めてのダイエットを始めたのも、健康でいたいから。

最後まで悔いのない人生を生きられたらいいなと思っています。

いちばん大事なコトを大事にできる人生を送る

いちばん大事なことを大事にして悔いのない人生を送るとなると、ある程度の清潔な暮らしと健康が、やっぱり大事。

40代後半になり、ここ数年は誰と話していても、健康の話で盛り上がります。

こうしたい。でも事情があって難しい。
あれもしたい。でも違う事情で難しいと思う。

こんな感じで、3年前に初めてお会いしたときのAさまは、アクセル踏むと同時にブレーキを引いている感じでした。

だけど、一番大事なのは自分です。
いちばん大事なことを大事にしよう、と目標を決めてからのAさまは作業が見違えるほど早くなりました。

一度手に入れたモノは、手放すのが惜しくなります。
だけど、いちばん大事なモノは物ではないと私は思います。

年内には、Aさまのおうちは片づけきることが出来そうです。
文字通り、スモールステップで着実に進んでこられました。

後は、衣替えなど、年単位で呼んでいただくだけで大丈夫かなと思います♪

急かさない、決めつけない、ゆっくりのペースが心地よかったと言っていただけました(^^)

ブログリレースケジュール

このメンバーには、11月3日のオトナ女子の文化祭の講師陣もいますよ。

今回だけ、月曜と火曜の担当者4名が一気にアップしています。

どうぞお楽しみくださいね。

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やり方が分らなかったら、公式ラインからご質問くださいませ。

広島市のライフオーガナイザー®️
インテリアプロデューサー協会認定インストラクター|木原ことの

このブログでは、思考・暮らし・デジタルの整理をライフオーガナイズを使った私の見方で書いています。

利き脳を取り入れたライフオーガナイズは、自分に合った片づけの方法を見つけられる!
と片づけがニガテな方にこそ支持されている、人が主役の優しい片づけ方。

私はライフオーガナイズに出会い「本当の自分はどう感じている?」と、常に自分の心に問いかけることで、とても楽に生きることができるようになりました。

ライフオーガナイズでものごとを俯瞰し、暮らしと仕事の動線をつなげることで、あなたらしさを活かすことができます。

「最近、オーガナイズした?」「昨日したよ。私のやり方はね……」
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