
防災関連の発信で「お風呂に残り湯を貯めていたから断水していてもトイレが使えて良かった!」というお声をよく見ます。この方法は昭和の時代によく伝えられてきたこと。でも、土砂災害時に見てしまった、聞いてしまった大事なことをシェアしますね。この記事は2022年9月に投稿した記事に、追記して再投稿しています。
地震や土砂災害のときは、お風呂に水を貯めないで!
地面が動くような災害の時は、配管が壊れます。
壊れないこともありますが、外から見て分からないのが厄介なところ。
令和の常識では、大変事の際は、トイレの水は流さないこと。
家庭でも、非常用トイレを使うことを推奨されています。
お風呂には約200Lの水を貯められます。
この量は、2Lのペットボトル×100本分!
貯めておくと安心できる気になりますね。
でも、断水したとき、この貯めた水で、トイレの水を流すと、どうなるか知ってますか?
本当にあった話
壁が壊れていて見えてしまったのが、マンションの1階のトイレの惨状。
汚水が1階のトイレから溢れだして弁償の話が出ているという話……
よーく考えてみると、地震で配管が壊れるかもしれない状況です。
マンションでも戸建でも、築年数が古ければ古いほど、その可能性は高くなります。
トイレだけでなく、洗面所やキッチンでも水は極力流さずに管理組合の指示を待ちたいところ。
排水ができなくなる可能性
使用済みのお風呂の残り湯、雑菌が発生します。
流さなくても、身体を拭くために貯めておけばいいというお声も見かけたことがありますが、衛生面でどうでしょうか。
使用済みのお風呂の残り湯、夏場はあっという間に水が腐って臭います。
実は私も災害後、試しにお風呂の残り湯をそのまま保管してみたことがあります。
3日もすると、不衛生な雰囲気が無視できなくなり……そのままお湯を抜いてしまいました。
普段通りにいかないのが災害
想像力を働かせてみてください。
目先のメリットより、あとに起こるかもしれない可能性を。
大きな地震の後は、配管が壊れる可能性がある。
わが家はマンションですが、配管が壊れたという通知が来たとします。排水できませんよね。
処分する時は、使用済みの大量のお風呂の残り湯、少しづつポリタンクに入れて、階段を何往復もするの?なんて思います。
だって、不衛生な水はお風呂に置いておきたくないですしね。
私は、ミネラルウォーターのストックと、災害用トイレを備蓄しています(^^)
これは非常用の人用ですが、小さい袋もあって、犬のトイレシーツを処分するときに使っています▽

トップの写真は、土砂災害のときの様子。普通のアスファルトがなくなりました。
広島市のライフオーガナイザー®️エバーノート マスター|木原ことの
このブログでは、思考・暮らし・デジタルの整理をライフオーガナイズを使った私の見方で書いています。
利き脳を取り入れたライフオーガナイズは、自分に合った片づけの方法を見つけられる!
と片づけがニガテな方にこそ支持されている、人が主役の優しい片づけ方。
私はライフオーガナイズに出会い「本当の自分はどう感じている?」と、常に自分の心に問いかけることで、とても楽に生きることができるようになりました。
ライフオーガナイズでものごとを俯瞰し、暮らしと仕事の動線をつなげることで、あなたらしさを活かすことができます。
「最近、オーガナイズした?」「昨日したよ。私のやり方はね……」
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