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ペットと避難すること。

約3分
ペットと避難すること。

昨夜の地震、大きかったですよね。広い地域で停電もあったようです。実は先日、防災セミナーを開催したばかり。いざというときに、ここに防災1セットある!という定位置があれば、ホッとしますよね。わが家には犬がいますので、今日は犬と避難することについて。

犬との同行避難

あなたの地域では、人の避難が必要になったとき、犬や猫との同行避難は認められていますか?

災害時には、原則すべての避難所で、ペットを連れて避難することができます。
避難所では、人とペットのスペースを分けることが基本です。

人とペットのスペースを分けることで……
動物の苦手な方やアレルギ―のある方等に配慮します。
人と動物が同じ場所で過ごすことによるトラブルを低減させることができます。

ペットの受け入れスペース
避難所におけるペットの飼育場所は室内ではなく、屋根のある屋外が基本であり、飼い主が持っているケージやキャリーバッグなどに入れて飼育することとなります。
ペットは飼い主が責任を持ってふん尿処理や給餌などのお世話を行います。

広島市HPより

避難先では別々……

同行避難は受け入れ可能だけど、避難所では住み分けが必要とされます。
広島市では屋根のある屋外とすることで、トラブルを避けるということに決められています。

ペット用ケージの備蓄はありませんので、当然手持ちのキャリーなどで過ごすことになります。

首輪やハーネス、リードで繋いだとしても……現実的ではありません。
わが家の犬は、想像しなくても、不安のあまり鳴き止まないと思います。
屋外では、猫も、するっと逃げてしまいそうで、危ないと感じます。

ペット用避難用品一覧

  • ペットシーツ 
  • 猫なら簡易トイレ用に収納ボックスやトレーなど
  • ビニール袋・ウェットテッシュ
  • 新聞紙(敷いたり、裂いてトイレ砂の代替にしたり、安心のためキャリー上に掛けても)
  • 養生テープ
  • 軽い食器・水・ご飯セット
  • 首輪・ハーネス・リード
  • 薬類

これらをまとめて玄関収納内にセットしています。
犬用防災点検は、年に一度。

無いよりは少しでもある方がいい

実際のところ、ペットのために限界まで在宅避難を選ばれる方が多いと聞きます。
その場合、この準備はいるのかいらないのか分かりませんが、無いよりはある方が良いですよね。

家が倒壊しかけたり、モノが散乱すると思いますので、落ち着くためにも用意は必須。
大事な家族の安全のために、頭数分のキャリーやケージも必要。

そしてドッグフードなどはローリングストックとしていますが約2ヶ月分が常にあるように。
お水は人間用と共用と考えています。トイレシーツも200枚入り×4セットをまとめ買いをしています。

住む場所によって変わる被害

災害は、地震も水害も住んでいる地域によって変わってきます。

完璧はありませんが、想像したり家族会議したりして見直すことは大事ですよね。

イヤな想像ですが、そのときは、多くのペットが脱走してしまうかもしれません。
身分証明としてのマイクロチップも、再会するための大きな手がかりとなります。

すばしこい犬や猫の場合、春のワクチンの際に一緒に計画されるのもひとつかなと思います。