数年前の夕方、突然知人から電話がかかってきました。
彼女から電話がかかったことなんてなかったので驚きましたが、かなり動揺していて声が上ずっていたのを覚えています。
犬が立てない、痛がる、どうしよう、
と言うのでピンときました。
わが家と同じ犬種というのもあり、きっとヘルニアだと思いました。
動揺している彼女に変わり、救急へ電話連絡を入れて、今すぐ病院へ向かうように指示しました。
いつものように帰宅した彼女に向かって走りかけて、すぐにキャンと鳴いて動かなくなり、痛みのあまりブルブル震えだす、というのが私が聞き取った情報です。
ヘルニアのことを知らない別の知人は一晩様子を見て翌朝病院に連れて行ったそうですが、すでに手遅れで、自分の力でトイレをすることも、歩くこともできなくなってしまったそうです。。
結果を聞くまでは本当に心配でしたが、私を頼ってくれた知人の犬は今も元気に暮らしています。
動物は痛みを受け入れて耐えるのだそうです。
そんな動物が、痛みをあらわにするということは、よっぽどの事だと思っていいと思います。
私たちはその思いを理解しようと努力することが必要です。
だっておしゃべりが出来ないのですから。
そんな時、夜間救急病院や往診対応の病院を把握していたら安心ですよね。
わが家ももう何度か救急へお世話になっています。
一度はヘルニアのグレードⅠと診断されましたが、注射と飲み薬で本犬が痛みを忘れるくらいまでに回復しました。
救急の当直だった先生には的確な診察をしていただいて、本当に感謝しています。
かかりつけ医へも翌日には連絡をとっていただいて、先生間病院間の連携の素晴らしさを知りました。
あの時は助けてくださってありがとう(*^^*)
広島市のライフオーガナイザー®️木原ことの