片づけが終わったら、または片づけの最中、「今以上にモノを増やさないようにしたい!」と思われる方が多いです。「頑張って減らしたから」「管理できるように分けて、収めることができたから」など、スッキリを維持したいから。
モノを増やしているのは、だれ?
モノは勝手に家の中に入ってきません。
紛れもなく自分で、モノを家に持ち帰っていますよね。
では、まずあなたの部屋をぐるっと見渡してみましょう。
「痩せたら着る」「いつか使うかも」
そう思って、2年、3年、5年と、そのまま放置しているモノが、少しはあるはず。
私も、やっぱりまだあります。
特に多いのは、実家など高齢者の住む家。
一見、片付いていても、扉の中にどっさり「いつか使うであろう」モノが隠されてたりします。
- 買い物をした時の紙袋が隙間から飛び出している
- 安売りの時のサラダ油のストックが食器棚の奥にある
- 押入れの上段が、トイレットペーパーで埋まっている
以上は、実は私の実家のこと。
よくある「いつか使うかも」の消耗品
- 紙袋
- 段ボール
- 景品の食器
- もらった文房具
- もらったハンカチやポーチ
- 新聞
わが家も、紙袋はゴミ袋(広島市は可燃ゴミを紙袋でも出せるので)として取ってあります。
最近は、段ボールも少しはメルカリ用に取っておきますね。
管理できる量であれば、問題なし。
ですが、基本的に紙袋や段ボールなどの紙類は、湿気を吸うので長期間の保存はやめています。
大事なマイルール3つ
①自分で管理できる量にする
家族の数、子どもがいるかどうかでも、必要な量は違います。
例えば、わが家の場合……
紙袋は、大きめサイズの紙袋ひとつに収まる量。
バスタオル、フェイスタオルは一人2枚づつ。
大人ですし、イレギュラーが起こることもそうないからかもしれません。
②すぐに買わない
迷ったら、買わない。
これが、私の基本の考え方。
母とセールに行くと「迷うくらいなら、サッサと買いなさい!」と言われます(^_^;;
でもそれは、母の考え方。
服を買うのに迷った場合、「1週間は7日、身体はひとつ。」と唱えるのが効きます。
要は、トップス、パンツ等、全てのアイテムは7着あれば足りる、という考え方。
③お得だからで買わない
- せっかくセールに来たから
- 2着で10%オフだから
せっかくだからで買わない努力をする。
買うのはカンタン、捨てるのは大変です。
モノを増やさないコツ4つ
- 今使ってるモノだから持つ
- 自分にとって大事なモノの優先順位をつける
- 安いからではなく欲しいから買う
- 収納に余白をつくることを意識する
1. 今使ってるモノだから持つ
「まだ使える」「いつか使う」という理由じゃなく、「今使っているから」持つ。実際に使っているかどうかが基準。スキなモノは自然と手が伸びるし、使いにくいなら自然に使わなくなる。もちろん、使わなくても思い出品は持っててOK。
2. 自分にとって大事なモノの優先順位をつける
自分にとって大事なモノを選び取ることが出来るようになると、自分のことも大事に出来るように。これがスキ!を少しづつ増やしていくのがポイント。スキなモノと同じ空間で暮らし、大事なモノを大事に保管できるように取捨選択することを意識。
3. 安いからではなく欲しいから買う
外に出ても、ネットを見ても、誘惑がいっぱい。でも、妥協はやめる!値段より、自分が本当に気に入ったモノを買うと満足感が得られて、むやみに欲しいと思わなくなります。
4. 収納に余白をつくることを意識する
大事なモノは使いやすく収める。収納はシンプル簡単にすればするほど暮らしやすくなります。できるだけ収納用品を使わない収納を目指しています。
モノがいつ増えるのか、意識できればいいですよね(^^)
広島市のライフオーガナイザー®️
インテリアプロデューサー協会認定インストラクター|木原ことの
このブログでは、思考・暮らし・デジタルの整理をライフオーガナイズを使った私の見方で書いています。
利き脳を取り入れたライフオーガナイズは、自分に合った片づけの方法を見つけられる!
と片づけがニガテな方にこそ支持されている、人が主役の優しい片づけ方。
私はライフオーガナイズに出会い「本当の自分はどう感じている?」と、常に自分の心に問いかけることで、とても楽に生きることができるようになりました。
ライフオーガナイズでものごとを俯瞰し、暮らしと仕事の動線をつなげることで、あなたらしさを活かすことができます。
「最近、オーガナイズした?」「昨日したよ。私のやり方はね……」
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