以前、東京のカンディハウスさんにてセミナー(インテリアプロデューサー協会経由)を受講したときに知った『旭川デザインウイーク』。カンディハウスさんの、北海道の森と生きるというお話しで旭川デザインウイークを教えていただき、参加したい!と強く思いました。
それが2023年の話で、2024年の今年。インテリアプロデューサー協会の香取美智子代表理事からのお誘い!(自由参加の研修旅行)ツアーは2日間ですが、飛行機の兼ね合いで前泊後泊し、3泊4日の旅となりました。
主婦が4日間、家を空ける
4日間、家を開けたのは、実はフリーランスになってはじめて!今までも出張はあったけれど、実は大抵、1泊。もしくは日帰りでした。
家には犬がいるから、自然と「早く帰ろう」という気持ちになるのです。
それが、今回の北海道は、すんなり「行こう」と決め、行くならば、北海道に住む知人にも会っておきたいとすぐに連絡を取り、飛行機の時間と価格の兼ね合い(広島空港ー新千歳空港ー旭川駅)で、4日間、家を空けることになったのでした。
犬は、夫がなんとかしてくれると(^_^;;
今までの出張中も、夫が仕事の都合をつけてくれるようになっていたのです。驚くべきことに、犬のために(!)
今いる12歳の次男犬は、シニアだし、ごはんを食べなくなったりするので預けるのは難しいけれど、1歳未満の妹犬は、今後のためにも、お互い(彼女と私)のためにも色んな経験をしておいてもらおうと考えています。
家具の聖地である北海道旭川市へ
東京のカンディハウスさんの特別セミナーで知ったのが、旭川市はユネスコ創造都市としてデザイン部門で認定されていること。
このときのセミナーに感銘を受け、旭川デザインウイークなるものに「私も行ってみたい!」と思っていたのです。
それまで旭川=家具のイメージはなんとなくしかなかった私。
旭川デザインウイークには、自然と共にデザインに触れ、考え、楽しむことでデザインスピリットを共有し発信する役割があります。
地場産業に、デザイン関連の団体・自治体・教育・研究機関が参加する大きなデザインイベント。
旭川駅だけでも、北海道の豊かな自然を、家具として身近に触れる場所となっていて、本当に素晴らしいスペースでした。
駅構内に使われているのは北海道産のタモ材。そして、あらゆる所に旭川産の家具を設置してあり、誰でもその家具を自由に使ってよいのです。
さらに、歩くスペースがかなりゆったり取られていて、家具のスペースもゆったりと。駅にいるとは思えないほど落ち着いた美しい空間でした。
この旭川駅は内藤廣氏が建築。2011年にグランドオープンしたのだそう。私が行ったのは旭川デザインウイーク中で、比較的混み合っていたはずですが、それでもゆったり感じられました。
その家具に座って勉強している学生さんもいれば、PCを開いてミーティングをしている人たちも!座ってコーヒーを飲んでいる人から学生カップルまで。私もベンチに座ってスーツケースを開け、安心してカーディガンを取り出すことができました。北海道、涼しかった!
スーツケースを外で開けるときって、落ち着かないですよね(^_^;;
それが、落ち着いて安心してスーツケースを開けることができました。空間と家具のチカラって凄い!
「ようこそ。君の居場所はここにあるよ。」という想いを込めて贈る君の椅子プロジェクト
地の木材で作られた家具を気軽に使える環境にいると、地元への誇りを強く感じられそう。
生まれてきた赤ちゃんに椅子を贈る、北海道東川町の「君の椅子」プロジェクトしかり。
「ようこそ。君の居場所はここにあるよ。」という想いを込めて贈る椅子。
「君の椅子」は2006年に東川町でスタート。北海道東川町で生まれてくる子ども達に手作りの椅子を贈るプロジェクト。なんて素敵!私ははじめてこのプロジェクトを知りました。
子どもの成長を温かく見守りたいという願いを込めて、東川町内の工房で毎年選定されるデザインを無垢の木材を使って製作。
この写真は、せんとぴゅあという図書館の一部スペースに飾られていた、歴代の君の椅子たち。デザインは毎年変わり、名前やお誕生日などが刻印されていました。
君の椅子がお部屋にあったら。
子どもたちが大きくなり、挫折したとき、思い悩むことがあったとき、周りを信じることができなくなったとき。
君の椅子が目に入るところにあれば、この世に、大切に迎え入れられて生まれてきたことが感じられて、孤独ではないと、思えるのではないだろうか。
「君の椅子」は思い出の記憶装置であり、子どもたちの未来への素敵な贈り物ですね。
さらに素敵なことに、地域外の人でも「君の椅子倶楽部」に参加することで手に入れることが出来るようですよ。
かの有名な椅子に自由に座れる東川町の「せんとぴゅあ」
君の椅子があったのは、東川町のせんとぴゅあ。
事前に行程表をいただいてはいましたが、香取美智子代表理事のオススメをそのまま味わいたくて、下調べしなかった私。
図書館と美術館と博物館が融合したような施設で、交流スペース、東川町の家具デザイン文化の発信の拠点で、国際交流も活発に行われていることが張り紙で分かりました。
施設内の家具は、東川町内で作られた旭川家具、スペースの一部には、東川町の写真コレクションや、有名なデザイナーズチェアのコレクションが…!
なんとも、ほっこり素敵なスペースで、遅い時間にもかかわらず、勉強している人たちがあちこちに。どうやら閉店は21時だそう。
よく、本棚の端に椅子が置いてあって、自由に座れるようになっている書店がありますよね?
そんな感じにさり気なく置かれているのはかの有名なデザイナーズチェア。みんなで、ウキウキしながら座り比べ♪
使ってこそ、分かる魅力ですね。おおらかな東川町の心意気に心が満たされました。
周りはすっかり暗くなって、せんとぴゅあの外観が美しく浮かび上がっていました。
広島市のライフオーガナイザー®️
インテリアプロデューサー協会認定インストラクター|木原ことの
このブログでは、思考・暮らし・デジタルの整理をライフオーガナイズを使った私の見方で書いています。
利き脳を取り入れたライフオーガナイズは、自分に合った片づけの方法を見つけられる!
と片づけがニガテな方にこそ支持されている、人が主役の優しい片づけ方。
私はライフオーガナイズに出会い「本当の自分はどう感じている?」と、常に自分の心に問いかけることで、とても楽に生きることができるようになりました。
ライフオーガナイズでものごとを俯瞰し、暮らしと仕事の動線をつなげることで、あなたらしさを活かすことができます。
「最近、オーガナイズした?」「昨日したよ。私のやり方はね……」
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