年に2回開催する『服のリユース会』も、もう6回目!今回は、夏になる前のこの時期に、準備してね〜という気持ちで決定。前日からの大雨にもかかわらず、多くの方で賑わいました。この2日間を振り返ってみたいと思います。
※リユースといっても、状態のよろしくないものは事前にハネさせて頂いてます。
リユースさせたい服たち
持ち込まれる服は、片付け作業で手放すとお客様が決めた服をお預かりもできます。
そして、当日、持ち込まれる服の手放された理由は、さまざま。
- 体型が変わった
- ネットで間違って2着買ってしまった
- クローゼットからあふれた服をなんとかしたいけど、まだキレイ
- 少しでもお小遣いにしたいとメルカリに出してるけど売れなかった
参加者さまからは「このリユース会が服の入れ替えの良いキッカケになっている。」など、嬉しいお言葉をいただいたり、2日間で3回通っていただいたり、家族で来場いただいたり、お友達を連れてきていただいたり……
不要だけど、まだ十分キレイな服が、次の持ち主に出会うキッカケとなる会。
不要な服だけど、次々、手に取ってもらえます。
おしゃれな人は、服の回転が早いような気もします。
元ファッション関係のスタッフがコーデするスタイリングが大人気!
服のリユース会のスタッフは「空間生活」さっちゃんの仲間たち。(ライフオーガナイザーも)
今回、服のリユース会専属スタイリストは1日目しかいなかったので、2日目用にもと、とにかく沢山コーディネートしてもらいました。
ところが、作ったそばから試着行き!
お店だとお財布と相談になるコーデ買いですが、服のリユース会でのコーデ買いは心からのスキかどうかだけで判断できます。
※コーデ買い:マネキン買いとも言いますが、スタイリングされている服を上から下までセットで買うこと。
「試着室ありますよ」
お声がけすると、とても喜ばれます。
姿見も2つご用意しています。
似合うを知っている人は、サイズの確認のために試着するという方が多いのかな。
2日目、セレクトを頑張るキハラ。
2日目は、服のリユース会専属スタイリストが不在。
そんな中、娘さんと2人でのぞきに来てくださった素敵なお母さま。
服の選び方が分からないので、選んで欲しいとのご要望をいただきました。
よくよくお聞きすると、中学生の娘さんのお出かけ着が一張羅しかないけれど、お店で試着はまだ恥ずかしいし、子ども服でも大人服でもない、その中間のサイズのため、とにかくムズカシイ。
こうして聞いてみると、自分のそのくらいの年代を思い返して「確かに!」と納得。
私は母の選ぶ服を着るしかなかったけれど、イマドキの服ではなかったことを思い出します……
着る服に自信がないと、自分にも自信がなくなってしまって、おしゃれな子の前では居心地悪かったなぁとか。。
なので、私自信がかなり夢中になってしまいました。
「絶対、おしゃれになって帰って欲しい!」がバクハツしてしまった(^_^;;
彼女に似合いそうな服をあれこれと探し出し、ひとしきり揃え、お母さまに了承を得て、試着室へGO!
中でも掘り出し物は、joe’sの白デニム。ヘレンカミンスキーのハット。
他にも、ストンと着れるボーダーワンピ。エアコン除けの薄手カーデ。ゆるっとしたストライプパンツ。短め丈の張り感あり綿100%トップス。他にもたくさん。
これらを1コーデずつ作って彼女に渡して試着室へ送り込み、出てきてもらう。の繰り返しエンドレス。
もう見事にサイズ感ぴったり。
可愛くって、テンションが上がり続ける私♪
お母さまも「私にも何か選んで欲しい」とのことで、タグ付き新品のキレイめパンツとゆったり黒パンツにジャガード織りのブラウンのトップスと、雰囲気に似合いそうな服をお見立て。
すべて、洗濯が楽な、着心地良い天然素材を選びました。
喜んでいただけて、幸せ♡
他のスタッフも、他の人と一緒に探したり、お話したりしながらの服選びタイム。
なんともゆるくて心地よい空間です。
そして、駆け出しの頃からお世話になっている先輩オーガナイザーからもお声がけいただいて、お手伝いさせていただけました。
セミナー用、ゆるっとオシャレ用、難隠しカジュアル用(勝手に命名)。
手渡すと「え〜〜ほんとに似合う〜?」
言いながら試着してもらうと「いいね!」と♪
ルンルン♪と音が聞こえてきそうなご様子でニコニコしてくださって、私も大満足。
その様子をブログにしていただいてました▽
二束三文で引き取られる着物や帯も、新しい場へ。
着物類って、服と比べられないくらい高い。
反物から選んで、仕立ててもらって、ずっと美しくて、ほんと手放せない。
手放せないから、買取で査定してもらったら、二束三文の値を付けられ、悲しくなって、また持ち帰ってきました……
そんな方がとっても多いですよね。
今回、この着物と帯を迷いなく手に取った方は、写真館の方でした。
インスタを見せてもらい、皆、すごく嬉しくなって、口々にスタッフから「わぁ!素敵!」と声が上がりました。
服を循環させたい主催者の想い
主催者のさっちゃんはリユースオーガナイザーという資格も持っていて、モノをとても大事に思い、循環させる場を作ろうと行動されています。
尊敬する大先輩で、私はこの服のリユース会に両手を挙げて賛同しているので、必ずスタッフに加わりたいと伝えているんです(^_^)
私が連れ帰った服は、柄の可愛いブルーのTシャツ、ピンクのエコバッグ、薄手のチノパン。
ですが、このチノパン、自宅で試着するとメンズということが判明。
夫行きとなったので良しですが、残念。
次回は11月。
新たな出会いが楽しみです。