本屋さんで「好きなことを仕事にしよう」というタイトルをよく見かけます。これを「本当にその通り!」と思うか「現実的じゃない!」と思うか、あなたはどちらですか?
日本人の当たり前
「お父さんが、汗水流して稼いでくれたお金」
これは小学生の頃の、担任の先生の言葉。
当時、まるでお父さんが、すごくツラい思いをして働いているというふうに聞こえて、すごく違和感を感じたんですよね。
「好きなことを仕事にするなんて、そんなに上手くいくはずがない」
これは私に向けられた言葉ではないのですが、以前のアルバイト先の社員さんの言葉。
私はといえば……
小学生の頃から大好きな絵を描くデザイナーになりたくて、それを通してきました。
だから、なぜ当たり前のように、そう思う人がいるのかが不思議でした。
スキだからって、楽にできるワケじゃない
- スキを仕事にすること
- ラクして仕事している
考えた結果、多分こんな感じで「スキ」と「ラク」を区別できてないから、否定する人が多いのではと感じます。
この思い違いがなぜ起こるのかと考えると、圧倒的に、スキを仕事にしている人は、仕事に対しての文句やグチがないことが関係しているからじゃないかな。
「好きなことを仕事にしよう」ということは、ラクしてお金を手に入れようと言っているワケではないのです。
スキだから、頑張れる
スキでもキライでも、仕事をしていると、どちらでもしんどいことはあります。
どちらにしてもしんどいなら、最後のひと踏ん張りが出来るのはどちらでしょうか。
私なら、スキな方。
だから、スキなことを仕事にするということは、ラクするということとは違うし、逆に、キライを仕事にするよりも頑張ってしまいます(^_^;;
だからしんどい。
デザイナー時代も、週末も文句なく休日出勤していたし、フリーランスの今も家族のいる休日も、1時間2時間の枠を作って仕事をしています。
周りにもスキが伝わって、だからこそ、うまくいっているような気がします。
まとめると。
スキなことを仕事にすると、とても合理的な仕事ができるように思います。
「スキ」は仕事内容だけでなく、仕事相手でも、仕事の経過でもOK。
他に働きながら「スキ」な仕事を持ってもOK。
スキは才能です。
スキなことをしたい気持ちが、自分の世界を変えていくことを実感しています♪
広島市のライフオーガナイザー®エバーノートマスター|木原ことの