収納しただけでは片づかない。じゃあどうする?

出雲大社
本ページにプロモーションが含まれている場合があります(商品はすべて筆者が実際に試しています)

ライフオーガナイザーの片づけでは収納用品はいちばん最後にご提案します。よく、モノをきちんと収納できたから片づいたと聞きますが、それは思い違い。なぜなら不要なモノを収納している場所や使い勝手を考えられていないからです。

収納すれば片づくという思い違い

部屋が散らかっていたら、収納ボックスにモノを収めると視覚からノイズ(ごちゃつき)がなくなります。部屋の風景もスッキリ。

キッチンカウンター、床や机の上が片づいて、部屋が広くなったように感じると「片づけられた!」とホッとします。でも、これだけでは暮らしに変化はありません。

なぜなら、物量は変わらずモノの場所をあっちからこっちへ移動させただけだから。

だから、翌日もすぐに部屋が散らかってきます。そしたらまた同じように棚の中にどんどんモノを押し込んでいって、そのうち収集がつかなくなる。

もしあなたがいま、散らかった部屋で「昨日もちゃんと片づけたのに、なぜすぐ元通りになるの?」と思っているなら、このあとも読み進めてみてくださいね。

視覚からノイズをなくすとスッキリする

モノを収納すると、視覚からノイズがなくなって部屋がキレイになるので「ちゃんと片づいた」と思います。

実は、五感の中で視覚情報に最も強く影響されるのが、脳。視覚は情報量が多いので感情や行動に大きな影響を与えます。

部屋の中にモノが出て雑然としていると「散らかっている」「片づいていない」と感じます。そこで、散らかっていたモノをボックスに収めて視界から見えなくすると、モノの量が減っていなくても脳は片づいたと判断します。

でも、部屋の中がきれいになったからといって、モノが多いという事実は変わりません。視界からなくなったモノは収納の中にあるからです。

ここで登場するのがライフオーガナイズのモノの分け方。これを知ってるかどうかが大きなキーポイント。

対して、よく見かけるのがパズルのように収められた収納方法。片づけたおかげで、目当てのモノが見つけにくくなって存在自体を忘れてしまって本末転倒になったり、収納がいっぱいになると、さらに収納グッズを買い足すパターンもよく見かけます。

実際に「シンデレラフィット」というワードを使って、ムダな隙間を賢く収納に使うアイデアなどもよく紹介されています。なんでもかんでもシンデレラフィットさせればいいってものでもありません。

シンデレラフィットって、気持ちいいんです。だけど、視覚的なスッキリはその瞬間だけ。翌日には再び片づけなければいけません。

収納することで得られる達成感という落とし穴

収納作業って「こんなに片づけられた!」という達成感や充実感を得られます。

モノを分けて、ボックスに入れ、棚やクローゼットに収める。身体を動かして片づけ作業をせっせとすると、短時間で成果が見えるから、がんばった感がすごい。

1年放置された机の上に積まれた紙類を全部ファイルに入れて棚に収めると、机がスッキリして嬉しい。いわゆるビフォーアフターが大きく変わり自分で自分を褒めてあげたくなります。

こんなふうに、実際は使っていないモノをそのまま持っていても、作業の充実感が満足感を高めます。実際に、机の上はきれいになって使いやすくなります。

問題は、使っていないモノは何一つ減っていないということ。これだと、時間が経てばまた散らかってしまう。

特に、パズルのようにはめ込まれた面倒な収納をすると、取り出すのも戻すのも手間がかかり、収めるまで辿り着けず、収納用品の上やその近辺の床、隙間に置いてしまうことが増えます。

がんばって収納してスッキリさせても、また散らかる。その結果、片づけが終わらない状態になります。

片づけの目的は達成感を得ることではありません。私たちが暮らしやすくなること。暮らしの最適化です。

捨てるからはじめない片づけとは?

ライフオーガナイザーの片づけ方法は「捨てるからはじめない」がキーワード。

「捨てたくないんですが、片づけられますか?」というお電話をいただいたことは二度や三度ではありません。捨てたくない派は多いのです。

収納してしまえば、とりあえず捨てなくてもいい。現状維持ができるのでまるっと収納するのは簡単です。

モノを減らすって、心にかかるストレスが大きいのです。できればモノを捨てたくないのが捨てたくない派の本音です。

とりあえず収めておくという選択肢は、何も捨てなくていいし、片づけた気分も得られる、都合のいい片づけ法。

まだ捨てられない服や雑貨を収納ボックスに収めると、自分で自分に「これを持ってていいよ」という許可を出したことになります。

ふだん見えない場所に置けば、邪魔にも感じません。収納することは「手放さなくても大丈夫」という言い訳にもなります。

手放す判断を先延ばしにすると、大体はその後も使わないことに。でもこの行動は、心が追いついてくるのを待つ片づけ

棚の奥で埃を被っていたボックスを開けてみたら、すっかりその時のことを忘れて、これ何だっけ?となるのもよくある話ですよね。

どんなにきれいに収納しても、何をどれだけ持っているか管理できないのであれば、それはモノの見直し時です。やり方としては、自分の記憶だけに頼らずデジタルに保存して、物量や内容を把握するという方法も選べます。

SNSで完成されてしまった「収納することが正しい」イメージ

「収納できた=片づけできた」。SNSや雑誌で完成されてしまったこのイメージ。

扉を開けると真っ白な収納ボックスがずらりと並ぶ写真に憧れたことはありませんか?整然とした収納を作っても、片づけが維持できるわけではありません。

収納を工夫することが片づいた状態を維持できることにはならないし、暮らしの最適化とは、忙しい毎日でも使いやすい収納であって、映えるための収納とは違うのです。

捨てたくない派が限られた空間で多くのモノを持つために目がいきがちなのが、シンデレラフィットや専用の収納ボックス、揃えたボックスを駆使したいわゆる収納術。

その結果、収納方法ばかりが重視され、自分で考えてモノを選び取り、分けることがされていないことがほとんどです。

片づけでまずやることは思考の整理

ライフオーガナイズでは、収納は片づけのいちばん最後にすること。よき暮らしがしたいなら、収納する前に分ける作業を行います。

同じ屋根の下、これからも所有していきたいモノだけを選び取って、あなたやご家族にとって使いやすく収納してください。

モノを選び取る作業(思考の整理)ができていると、収納用品にお金を使い続けることもなくなるし、SNSで収納方法を見続ける時間も大幅に削ることが出来ます。

モノを把握できる心地よい暮らしは、思考を整理して本当に大切なモノを選び取る作業から始まります。

もし、何度も片づけに挫折しているなら、まずは思考の整理をしてみてくださいね。心の片づけオーガナイズが私にできるサポートメニューです。

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