実家の片づけについてご相談がありました。
(HP掲載の許可いただいております)
モノを大事にする時代
どんなモノでも大事にするというご両親のお話ですが、お母様が亡くなられ、一人で広いおうちに暮らすようになったお父様。
一人になられて半年ほど哀しんでいらっしゃった様子でしたが、徐々に娘さんとお話が出来るようになっていったそう。
娘さんから見たご実家は、モノがパズルのように詰め込まれ、どこから手をつけて良いか分からない、とのことで CompactSpace へお問い合わせがありました。
しかしご実家ですので、実際に暮らすお父様からのご依頼でなければライフオーガナイザー®️は動けません。。
それが気長に働きかけていただいた娘さんのおかげで体験プランにお申込み頂きました。
お父様より直々にお電話でのお申込みでした(^^)
写真は恥ずかしいけれど、簡単な内容なら載せてOKとのこと、ありがとうございます。
先の見えないゴールはやめる
お伺いすると「よう手伝いに来てくれた。さぁ、やるぞ!」と動きたいご様子でしたが、娘さんのご協力もあり、私も「お話聞かせてください」と先ずは何とか座って頂きます。
初めは
「なんでそんなことまで言わなきゃならんの」「そんなことに意味があるのか」
など言葉にすることに抵抗のあるご様子。
年齢や性別に関係なく、他人の私には言いづらいと思います。
それが、なんと共通点が見つかったことも手伝って、徐々に質問に答えてくれるようになりました。
先の見えないゴールはやめて、手の届く小さなゴールに切り替えます。
そして小さなモノだけ見るように分ける作業を進めます。
そうするとお部屋の空気やお父様の感情も変化して、終わる頃には誰にも見せたくないから隠しておきたいと言われていたお部屋の襖を「できれば開けておきたい」と!
襖や窓が空いていると気持ちが良いということを体感されて、前向きなイメージが作られたようです。
自分の力で手放す方法を考える
手放すということを思い通りに実行することって難しいです。
小さな一歩に力添えができたようで、とても嬉しく思いました。
たくさんの素敵な食器をお持ちなのに、使うのはいつも食パンのシールで応募したお皿で、今も応募しているとお話されていたのですが、残りの人生は、素敵な食器だけを使う。
そのほかの食器は全部手放す(!!!)ということになりました。
年齢関係なく、誰にも「残りの人生」本当に使いたいモノだけ使っていけたら素敵な人生になりそうですよね♡
広島市のライフオーガナイザー®️エバーノートマスター|木原ことの