素敵な人からは素敵がこぼれている
素敵な人になりたいと思う?
突然の質問で、びっくりしてとっさに言葉が出なかった質問です。
全く、思わないのです。私。
なぜなら、素敵な人に囲まれていて、素敵のお裾分けをたくさん頂いているから。
友人やお客さまも、仕事仲間も、すごいなぁ、と思えるところが皆それぞれあって、あの人を目指して素敵になりたい!なんて思ったことがないんです(^^;;
モノに焦点が絞られていると素敵に気づかない
気がついたらモノにこだわってしまうのですが、ある時から「こだわることにこだわらない」ことを決めました。
例えば雑誌を見ていて、素敵だなぁと思える商品(服でも雑貨でも)があると、つい、ページの下にあるブランド名と価格の情報を目で探してしまう。
ふと、こんな自分がイヤだなぁと感じるようになりました。
何が、どこで、いくらで買える、という情報。
予約待ちのデザイン家電や作家ものの食器の情報。
それってそんなに大切な情報なのでしょうか?
それよりも、偶然出逢った素敵な食器だったり。
いつものキッチンで、何を作って誰と食べるとか、はたまた手抜きで食べない日もあったりとか、そういう、その人の息遣いが感じられることの方が余程価値があることなんじゃないかと思うのです。
最新のキッチンは当たり前のように魅力的ですが、普通のキッチン、いや、永く使い込まれてきた台所や、特に料理が得意でもない一般の人の暮らしや考え方にこそ、豊かな暮らし(だから素敵)のヒントが詰まっているように思える今日この頃でした。
トップの写真は、最近よく描いている石膏。一番手前が私のデッサンです。
広島市のライフオーガナイザー®️エバーノートマスター|木原ことの