先日、お茶会がありました。参加側でなく裏方で初参加。通いはじめて間もないビギナーですが、いつも学ぶべきところをいただいています。400年以上も続く茶道の本質は一期一会の精神でおもてなしすること。
利休七則=おもてなし
利休七則とは、千利休が説いた茶道の在り方で、人をもてなすときの心得です。
一則、茶は服のよきように点て(相手の状況や気持ちを考えながら心を込めて茶を点て)
利休七則
二則、炭は湯のわくように置き(的確に誠実に準備を行い)
三則、夏は涼しく冬は暖かに(相手が心地良いと感じるようにもてなし)
四則、花は野にあるように(本質を見極め)
五則、刻限は早めに(心にゆとりを持ち)
六則、降らずとも雨の用意(万全に備え)
七則、相客に心せよ(お互いを尊重しあう)
「相手のため」や「尊重しあう」ことは、ただ自分を相手に合わせればいいということではありません。
無心になれること
お茶のお稽古の時間と、暮らしをシンプルにすること。
触れている間は無心になれることがあるといいですよね。
ステイホームでおうち時間が増えたことをキッカケに、生活空間を見直したいという方からのお問い合わせも増えました。
居心地の良い空間や人間関係に身を置くことは、気力が育ちやすいのではないでしょうか。
暮らしが上手くいっていないと感じている原因は収入ではなく、生活空間がモノで溢れているという例もあります。
私は、モノの多い少ないではなく、管理できる物量にすることがシンプルな暮らしだと思っています。
暮らしをシンプルにすると、健全に生きられる
モノもお金も人間関係も、溜め込まないことが大切。
20代-30代で、沢山のモノに出会い、誘われるまま全ての飲み会に参加し、勧められるままの保険を買い、管理できない量に囲まれてみるのも良い経験。
ですが、ひと山超えると、暮らしはシンプルにして、その中で本当に大事なものに目を向けていく。
それがラクだし、健全に生きるコツではないかな。
仕事を続けていく上でも、シンプルな暮らしをして、美しく生きている人は永く活動されているようにお見受けします。
まとめると。
例えば……炊きたての白いご飯とおみそ汁と梅干しと卵焼きの組み合わせ。
この和食は私にとって、とてもシンプルでホッとする最高の朝食。
でもこれら全てを混ぜてしまったら、それぞれの味も分からなくなって台無しです。
ご飯はお茶碗によそう。おみそ汁はお椀によそう。
梅干しは小鉢にちょこんと、卵焼きはぴったりの角皿に。
それぞれの器がひとつのお膳に収まってこそ最高の朝食です。
シンプルな暮らしにするには、身の回りの小さなことからはじめられます。
仕事の仕方も「シンプルで最高の朝食」を心がけたいものですね(*^^*)
広島市のライフオーガナイザー®️
インテリアプロデューサー協会認定インストラクター|木原ことの
このブログでは、思考・暮らし・デジタルの整理をライフオーガナイズを使った私の見方で書いています。
利き脳を取り入れたライフオーガナイズは、自分に合った片づけの方法を見つけられる!
と片づけがニガテな方にこそ支持されている、人が主役の優しい片づけ方。
私はライフオーガナイズに出会い「本当の自分はどう感じている?」と、常に自分の心に問いかけることで、とても楽に生きることができるようになりました。
ライフオーガナイズでものごとを俯瞰し、暮らしと仕事の動線をつなげることで、あなたらしさを活かすことができます。
「最近、オーガナイズした?」「昨日したよ。私のやり方はね……」
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