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【旭川デザインウイーク参加レポ③】カンディハウスのバスツアーが期待以上だった!

約4分
【旭川デザインウイーク参加レポ③】カンディハウスのバスツアーが期待以上だった!

インテリアプロデューサー協会の旭川研修(旭川デザインウィーク)に組み込まれていた、カンディハウスさんに組んで頂いたバスツアー。なんと、家具が生まれる前からお店に並ぶまでの行程にギュッとつまった叡智を知ることが出来たツアーでした。

今って本当になんでも簡単にお安く買えちゃいます。家具も然り。だけど改めて、モノの値段には意味があると感じさせられたツアーでした。

前回の②はこちら↓
【旭川デザインウイーク参加レポ②】北海道ガーデンな上野ファームとニセウコロコロに泊まる

1本の木が家具になるまでの工程を学び、生み出されたモノを粗末に扱わないことを誓う

カンディハウス植林
左の写真、中央の濃い森林の部分がカンディハウスさんが植えた場所

ご飯の前は、手を合わせて「いただきます」と言ってから食べ始めます。それに、お茶碗にご飯粒がくっついていたら「お米を粗末にしないで、感謝して食べなさい」という教えが日本人には根付いています。

手をかけられて出来るのは、家具も同じ。

計画的に植林された森から伐採。そして長い期間、乾燥させる。カットされて、また乾燥。やっと材料となった木材を加工し、緻密な計算と優れた技法で組み立てられて、お店で販売される。

ひとつの家具が出来上がるまでのストーリーを知ると、その家具が持つ本来の魅力に触れることができます。

育って2年めの木
芽吹いてから2−3年目の木。こんなに細い。

私たちの親世代が結婚する時代、婚礼ダンスを用意する風習がありましたよね。あの時代に、豊かだった北海道の木材は採りつくされてしまったそう。

だから今、大きな家具を作るには輸入しなければ木材が手に入らないと教えていただきました。

今、その婚礼ダンスはどんなに良いモノでも、狭いお部屋にはジャマだからとあっさり処分されたりしています。

でもでも、ちょっと待って!こんなサービスもあります↓

家具は多くの人の手によって作られる

カンディハウス
強い材木にするため、絶え間なく散水
カンディハウス
家具を揺らして強度テスト

ニトリ、IKEA、ユニクロ、GU……ファストファッションにファスト家具。服も家具も、本当に簡単に安く買える時代になりました。そのお値段には理由があります。

素材や産地、加工が違う。そして想いが違う。それが値段の差。※「いかに売れる商品を作るか」(←これも大事)の前にある想いのことです。

丈夫で永く使え、かつ美しい家具を作りながら、環境に負荷をかけない製造に努めるカンディハウスさんでは限りある資源、旭川の森を大切にするために、一昔前は商品にならないとされていた節のある木材などを、その木の持つ個性として大切に使いはじめたそう。

そうして出来た家具は、あらゆる角度から見ても、ひっくり返しても、細部まで美しい。

カンディハウス本社では、まるで今、自然から生まれましたよといったふうにディスプレイされた椅子たちが出迎えてくれます。

カンディハウス旭川
カンディハウス入口入ってすぐの光景

色々な椅子に座ったり、触れたり、照明などの組み合わせひとつとっても完成された世界観がありました。

本物を見て触って、その空間に身を置くことで、その家具の素晴らしさや企業としての取り組みが身に沁みました。

今は買えなくても、いつか買えたらいいなぁ…想いを募らせる家具に出会えていますか?

ひとつの家具の価格が例えば100万円超えだったりする。だけどストーリーを知ると、納得の理由がある。

この家具が私のお部屋にあれば、どんな暮らしになるのだろう…
そんなふうに想像してみる。そうすると、価格に左右されない価値を見出すことができます。

今は買えなくても、いつか買えたらいいなぁと頭の片隅に置いている家具、私も頭の片隅に持っています^^

カンディハウス家具
目に止まった家具たち

写真の照明は実際に自宅リビングに入るとかなり大きいサイズですが、こういった使い方は真似てみたい。

このデザイン要素の強い椅子は、実は間仕切りにもできる。座り心地も好みでした。

「欲しい!→即購入」ではない、間の余白で何度も思い起こす。想像する。この想いはいつかなくなるのか。代替え品が見つかるのか。

先のことは分かりません。だけど「私はこういうのがスキ」の基準になり、実はその家具をお迎えするための準備が始まっているのかもしれませんね。

広島市のライフオーガナイザー®️
インテリアプロデューサー協会認定インストラクター|木原ことの

このブログでは、思考・暮らし・デジタルの整理をライフオーガナイズを使った私の見方で書いています。

利き脳を取り入れたライフオーガナイズは、自分に合った片づけの方法を見つけられる!
と片づけがニガテな方にこそ支持されている、人が主役の優しい片づけ方。

私はライフオーガナイズに出会い「本当の自分はどう感じている?」と、常に自分の心に問いかけることで、とても楽に生きることができるようになりました。

ライフオーガナイズでものごとを俯瞰し、暮らしと仕事の動線をつなげることで、あなたらしさを活かすことができます。

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